2019年 12月 10日
にぎわいポイントは付加価値とデザイン! モクコレ視察(WOOD collection 令和元年) |
こんばんは。
大澤一実です。
ビッグサイトで今日から開催のモクコレを見てきました。
沖縄から北海道まで、
全国の都道府県の木製品、木材が集まる、
木の祭典です。
手づくりの家のリノベーション、
今後の新築リフォームのお客様へのヒントを探しに行ってきました。
賑わっているブースと、
そうでないブースがありました。
賑わっていないブースは、
まず置いてあるものが、冴えない。
木質感丸出しのブースには人は集まっていませんでした。
賑わっているブースは、
置いてあるものが、カッコいい。
ブースとしてのデザイン、
製品のデザインが洗練されていました。
木の祭典ではあるのですが、
木の生々しさを消した製品ほど、
注目を浴びているようでした。
そしてもう1つ、
木材にいかにして付加価値を持たせるか、
ストーリー性をもたせるか、
その点もポイントになっているように見えました。
写真撮ってきましたので、貼っておきますね。
全都道府県の木材を展示してあった。
ただの丸太のカットサンプルも、
全県集まれば、それぞれ違いがあって、
魅了的な展示でした。
時間さえあれば、じっくり見たかった。
滋賀県の家具屋さんのスツール。
元は大工さんだと言ってました。
写真より実物は洗練されています。
沖縄の5樹種を組み合わせた木製品。
赤木とか、マツ、クスなど。
河原の石のような、木のおもちゃ。
1万4千円の三重県の石けん。
木の香り。でも高い。
かまぼこ板にのっている。
こちらは2.2万円。。
こういうところに出し惜しみしない人、
いますからね。
スマホスピーカー。
無垢木材の3次元加工品。
7000円くらいから。
チップにしかならない間伐材を、
作家さんが皿に仕上げた。
8000円くらい。
どうも親近感があると思ったら、
東大恩師の稲山先生の大量壁でした。
土佐の組子屋さんとコラボ。
2時間で、まともに見られたのは半分くらい。
駆け足でしたが、情報増えました。
ウッドデザイン賞2019の展示ブース。
上に挙げた製品のいくつかは、
この賞を取っています。
材木を売るだけではこれからは難しいと、
気がついて動いた人たちのブースは、
活気に満ち溢れていました。
by eco_house
| 2019-12-10 23:28