2018年 11月 11日
細き流れも大河となる |
盛岡のお土産はりんごにしました。
今年は台風もすごかったですが、
ちゃんと実って、美味しそうです。
生産者の方々の苦労をいただきます、
という感じですね。

青果店で相談したところ詳しく教えてくださり、
今は↓の3品種が旬だということで、
詰めてもらいました。
☆サンフジ
赤いりんご。
フジに袋をかけないで生産したもので、
甘みが特に優れている。
☆シナノゴールド
黄色いりんご。
ゴールデンと千秋の交配種。
香りが良く、甘酸っぱく、口当たりよし。
☆ぐんま名月
陽の当たる部分だけ赤くなる。
甘くてジューシー、蜜が入りやすい、レアりんご。
ぐんま名月ですが、岩手で採れたもの。
世界一や北斗など他にもたくさん並んでいましたが、
今が最盛期でオススメなのが上の3つだそうです。
盛岡市の人口は30万人足らず。
仙台市の108万人と比べると三分の一以下です。
駅前もこじんまりとしていて、
親しみやすい地方都市という印象でした。
東京からはやぶさで2時間15分くらいです。
背の高いビルはなく、人の数も少なめです。
それでも地方都市としては大きい方かもしれません。
盛岡の年間平均気温はなんと10.2度!
県庁所在地では、札幌に次ぐ低さです。
西に奥羽山脈、東に北上山地。
その間の盆地状の谷間に盛岡市があります。
盆地状の気候なので降水量は少なめ。
夏はフェーン現象で35度を越えることがあり、
そうかと思えばヤマセが吹いて冷夏にもなる。
冬は日本海側のように大雪は降りませんが、
マイナス15度以下になることもある。
甲府盆地をずっと北の方に動かしたような、
そんな気候のイメージですね。
ももどりという鳥料理のお店で今日の講演についての感想や意見を交換しあい、はやぶさで帰宅。
外パリパリ、中ジューシーのももどり。
ももどりにたどり着くのに、少しさまよって、
北上川を徒歩で渡りました。
大河川の北上川も盛岡ではまだ中流域。
川幅は鶴見川と大差ない感じでした。
南下して支流を集め、
石巻で海にたどり着く頃には、
巨大な流れになるのでしょう。
細き流れも大河となる、といいます。
小さな努力も続けることで、
やがて大きな成果を得ることができることのたとえです。
今43歳、人生の中流域です。
コツコツと、しっかりと、やっていきたいと思います。
by eco_house
| 2018-11-11 19:48
| 視察・研修など