本の紹介シリーズ6 森の生活 ソロー著 |

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2017年 11月 15日
![]() 19歳の時に買った本です。 難しい本なのですが、わからないなりにも、強く影響を受けました。 これまで何度も目を通していますが、 なかなか理解しきれない反面、 読むたびに気づきがある、そんな本です。 今からちょうど200年前の1817年に生誕した、ソローの代表作。 自給自足やセルフビルドを通じて、生きることの意味、 生きる上で本当に価値あるものは何か、 といったことを教えてくれています。 文明社会で、他人の目を気にして生きていくこと、 常識や世間体にとらわれて生活することへの批判、 自然の中に見出される人生の価値や、 自分自身も自然の一部でしかないということ。 孤独は大勢の中にいて感じるもの、 1人の時に孤独は感じない、 むしろそれこそが贅沢。 生きていくために必要なものやお金なんて、実はほとんどない。 皆そのことに気がつかずに、大変そうに生きている。 何かを恐れながら型にはまって生きていく事の馬鹿らしさのようなものを学ぶことができます。 小さく暮らすことの価値。 自然と対峙することの意味。 本当に大切なことは何かを考えるようになります。 「ロハス」という言葉がありますが、 この言葉の起源は、ソローにあると言われています。 残念ながら、今やなんとも軽々しい使われ方ばかりされるようになってしまいましたが。 エコ生活の先駆者、ソロー。その精神世界はかなり奥深いものがあります。自分のこととして捉えるのに、相当に時間がかかります。 10代でこの本に出会えてよかったと思います。
by eco_house
| 2017-11-15 22:17
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