コンビニの無人化に、住宅業界の未来を重ねてみる。 |
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2017年 11月 01日
何年か後には、 コンビニやスーパーのレジがなくなるんじゃないかな、 ETCのように、好きな商品を取って店を出るだけで、センサーで自動的にスマホ決済が終わるようになる。 みたいなことを考えていた人も多いと思うのですが、そして、私もその1人なのですが、案の定、でした。 研究段階とは言え、日本でも実現の日が近いようです。 こうなったら、コンビニのバイトも、スーパーのパートの人たちも要らなくなってしまう、ということですよね。 切符切る駅員さんがはるか昔にいなくなったのと同じ状況が、もうすぐそこまできている。 そして、少し恐ろしいな、日本頑張んないとやばいな、と思うのは、電子マネー化が進む中国では、すでに無人化が次々実現しつつあるのだそうです。 世界中の、頭の良い人たちが、世の中をいつの間にか変えていっています。 スマホの普及で本屋さんが激減、地図も料理本も新聞も要らなくなりました。 板前さんのいるお寿司屋さん、回転寿しに取って代わられました。 家づくりはどうでしょう。 もう20年以上前のことですが、大工さんの人材不足という問題から、構造材のプレカット化が、一瞬にして広まりました。 プレカット化とは、梁は柱の端部の加工を、大工さんでなく、全てを機械が行うシステムです。数週間から1ヶ月かかっていた接合部の加工が、1日で終わるようになったのです。 これは、劇的な変化だったはずです。また、加工精度のばらつきも少なくなり、品質面でも木造住宅は改良されていったわけです。 このように、一部で自動化が進んだ木造住宅の世界ですが、これが完全自動化にはなかなか進みにくい。 理由は簡単です。 敷地条件の違いがあるということと、 建築主の意向があるからです。 一件一件、敷地が違えば、そこに同じものを置くわけにはいかない、 一人一人、家族構成も好みも違うので、同じ敷地であっても実際に建つ家は千差万別。 ・・・というような投稿を、はるか昔にしたような、しなかったような。 少なくとも、そのように頭で思っていましたし、 少なくとも、現時点では、そんなに的外れではない、 はずです。 実際、日本の大手住宅メーカーのシェアは日本の新築住宅の2割にも満たないわけです。残りは、私たちのような地域のビルダーが、活躍できているのが現状です。 しかし、 ここであえて想像してみます。 今後、Googlemapの機能がもっと進化して、敷地の正確な形状や高低差、インフラ整備状況なんかが全て、データ化されてたとして、 さらに、AI機能が進化して、スマホを使い回すうちに建築主の好みや属性が全部把握できる状態になったとすれば、 グーグルマップで、「あなたの家を建てる」みたいなボタンができて、そこをワンクリックするだけで、「あなたに最適な敷地はここで、間取りはこんな感じであなたに最適化されていて、予算もあなたにぴったりです。 ・・・ という装置を考えている輩が、世界中のどこかには絶対いるに違いない。 もし本当にそうなったら、あとは、検索条件を少し変えれば、次々にカスタマイズができるようになる。 もはや人工知能に家を作ってもらう、自分は何も考えなくて良い、という時代の到来です。 ではそれを誰が建てるのか。 これはamazonと宅配業界の関係と同じ構図が予想されます。 ワンクリックで「明日お届け」の代わりに「150日後に」完成、みたいな話でオンライン契約が済むと、住宅メーカーに即座に図面と予算が与えられ、あとは建築主が何も知らないところで、知らない人が、勝手に家を作って、はい完成! 皆さんはどう思われますか? そんな時代が来るでしょうか。 私は、そんなに遠くないような気もするのです。 その時に株式会社エコハウスとしてどう対応するのか、 今、未来の心配をしても意味がありません。 でもまあ、一応想定はしておく、想像はしておく必要はあるのかなということで、イマジネーション膨らませてみました。
by eco_house
| 2017-11-01 12:02
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