めぐみの雨の 地鎮祭 国立エコハウス |
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2017年 10月 29日
秋雨の中、午前中は国立エコハウスの地鎮祭でした。 雨降って地固まる、本当に恵みの雨でございます。 これまで何度も地鎮祭をしていますが、大雨や、猛暑の時の地鎮祭は、特に記憶に残りますよね。 お供え物を建て主様が用意なさいまして(最近は珍しいです)、 鯛とか、お野菜・果物、乾物類などを神主さんが並べてくださいました。 たくさんでしたので、祭壇に載りきるのかとドキドキしましたが、神主さんの盛り方がなかなかハイセンス。 お野菜の色どりと、立ち具合が素晴らしいです。 神様の方に向けて、山型に盛るのだとおっしゃっていました。 祭壇上部の中央、木の棒に稲妻型の紙(紙垂・・・しでと読みます)と榊(さかき)が立っています。これが、神籬(ひもろぎ)。地鎮祭で、降神の儀をすると、ここに神様がお立ち寄りくださいます。 祭壇中段の野菜などは、神饌(しんせん)。神様に捧げるお供え物です。神様に気持ちよく召し上がっていただけるよう、季節の野菜や果物、米、酒、塩、水、乾物やお魚を備えることもあります。 祭壇下段の左隅の箱は散区用具。土地の四方をお祓いする四方祓えの際に四方にまく切麻(キリヌサ;紙片や麻片、お米、お塩)などが納められています。 祭壇の下段中央、さかきの枝葉が重なっているのが玉串(たまぐし)。参列者が一本ずつ、神様の方に根元を向けて、気持ちを込めてお供えします。 ○地鎮祭の目的 ここに家を建てますという、八百萬(やおよろず)の神様への挨拶 ○地鎮祭の流れ 開式 ・・・神主さんが開式を宣言 修跋(しゅばつ) ・・・参列者とお供えを清めて神様を迎える準備 降神の儀 ・・・神様をお迎えする。 神主さんがウオオ〜と言い終わったら、 神様が降りてきた状態です。 献餞(けんせん) ・・・祭壇のお酒やお水のフタを開けて、 神様にお供え物を召し上がっていただきます。 祝詞奏上(のりとそうじょう) ・・・神様に、この場所を良きところと定め、 家をを建てますと挨拶します。 四方跋え(しほうばらい) ・・・切麻を撒いて土地を清めます。 地鎮の儀(とこしずめのぎ) ・・・穿初め(うがちぞめ)施主が鍬で砂をおこす ・・・土均し 施工者が鋤で砂をならす など 玉串奉奠(たまぐしほうてん) ・・・思いを込めた玉串を、参列者が奉納。 撤饌(てっせん) ・・・酒や水のフタを戻し、 お供え物を下げたことになる。 昇神の儀 ・・・立ち寄られた神様が、お帰りになります。 神主さんが、ウオオオオと言い終わったら、 もう神様はお帰りになりました。 閉式 ・・・神主さんが、儀式の終了を宣言 直会(なおらい) ・・・神様のお供え物のお下がりを、 参列者でいただきます。 良い地鎮祭になりました。 印象に残ったのは、一番大事なのは、気持ちであって形ではないという神主さんの言葉。多少間違えたりしても思いがこもっていればそれがお供えになると。 地鎮祭も多様化していますが、気持ちが大事だという原則が分かっていれば、大丈夫ですね。
by eco_house
| 2017-10-29 20:43
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